家庭用蓄電池の必要性について

最近、家庭用蓄電池のセールスの電話が多くあるので
蓄電池の必要性について、自分なりに考えてみました。

結論から言えば、「コスパ的には不要」と考えていますので、
その理由について説明します。

現状の電気代について

私の実家は、太陽光が乗っているが築10年になろうとしています。
家を建てた時が2010年9月だったので、固定価格買取制度により
太陽光の売電価格は、1KWあたり48円でした。

2020年10月になると、1KWあたり7円〜8円に下がってしまいます。
ちなみに、電気の使用量は1KWあたり約25円〜30円でした。

 買取価格  売電価格 
2020年まで25円〜30円48円
2021年以降25円〜30円7円〜8円

2021年から、買取価格が売電価格を下回るために、
蓄電池で電気を貯めませんか?ということらしいです。

蓄電池にかかる費用

蓄電池は、最低でも100万円かかると言われています。
貯められる量にもよりますが、5KWで100万円、7KWで150万円くらいです。

蓄電池のメリット

電気代の節約

どれくらい電気代の節約になるか考えてみました。
現在、実家では、300KWを使い、毎月8000円くらいです。

電気代が仮に2割削減できた場合、毎月6400円となります。
一月に1600円の削減は、一年で19200円。 10年で19.2万円の削減です。

初期費用が100万円もするのに、10年で19万円しか戻ってきません!

投資対効果では全く期待できないのが現状です。

緊急時の利用について

災害などで、停電になり、困ったことはありませんか?
最近実家でも約1時間、停電したことがありましたが、夜間ということもあり
全く困りませんでした。
日中停電したとしても、短時間の停電であれば困らないと思います。

長時間、停電した場合はどうでしょうか。
蓄電池があれば、節約しながら1日は耐えられると思います。

デメリット

  • 初期費用が高い
  • 蓄電池の耐久年数は10年
  • 設置場所をとる

初期費用が高い

はじめに話したとおり、最低でも100万円です。
さらに、実家の電気使用量は1日に10KWは消費していますので
7KWの蓄電池の場合、初期費用は150万円です。

ただこれは、2020年の相場であり、毎年値下がり傾向ではあります。
最近では、自動車会社のテスラが参入し、更に値下がりすることが予想されます。

だとしても、当分の間、元が取れないのが現状です。

耐久年数は10年

蓄電池には、貯める、使うを繰り返すうちに消耗していき10年後には劣化します。
劣化して使えるとしても、20年後には買い直しをしなければなりません。

また、定期的な点検も必要になりますし、
蓄電池以外の部分が故障する可能性があります。

これでは蓄電池を導入して10年で19万円節約できたとしても、意味がありません。

設置場所をとる

室内と室外どちらも選択できますが、室外を選択された場合、
直射日光の当たりづらい南面。雨がかかりにくい軒下を選ぶ必要があります。

蓄電池のものにもよりますが、
エアコンの室外機1台〜2台くらい場所が必要になります。

対策

  • 電気の使用方法の改善
  • 災害対策への備え
  • 他電力会社への検討

電気の使用方法の改善

いまは、洗濯機や食洗機は夜間に動かしています。
これを晴れた日の太陽光発電が活発に動く時間にしておけば、電気代が削減できるかもしれません。

また、エコキュートがある場合、通常夜間に給湯しますが
これも日中すると良いかも知れません。

※まだ実家は、固定価格買取制度期間内なので、実験はしていません
 間違っている可能性があります。

災害対策への備え

家庭で過ごすのに、一番電気を使うのは、エアコンだと思います。
災害時には、使わないとして、どうしても使わないといけないのが冷蔵庫です。

冷蔵庫には、停電しても開閉なしで、2〜3時間の保冷効果があります。
冷凍庫に保冷剤を保管しておくことで、
クーラーボックスなどを利用して乗り切るなど準備をしておくと良いと思います。

他電力会社への検討

電力を少しでも高く会社に移行することも可能です。
ただ、太陽光を導入している方は、電気会社のお得なプランに加入しているとおもます。
一度乗り換えると元に戻れない可能性がありますので、
きちんと計算してから乗り換えるようにして頂ければと思います。

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